◆２０２２　パーソル　クライマックスシリーズ　パ　最終Ｓ第１戦　オリックス―ソフトバンク（１２日・京セラドーム）

　ソフトバンク・藤本博史監督が１２日、ＣＳ最終ステージ第２戦の１３日から又吉克樹投手、リチャード内野手を１軍に再合流させることを明言した。

　指揮官は「来ますよ。又吉も来ます。（又吉は）今日南郷で投げてるから。先発で１イニング投げて、リチャードも２打席立っておそらくもうこっちに向かってると思いますよ。登録するかは分からんけどね」と話した。

　今季中日からＦＡ加入した又吉は７月８日の日本ハム戦（ペイペイＤ）で右足甲を骨折。約３か月ぶりに１軍の舞台に戻ってくる。リチャードは第２戦の先発が予想されるオリックス・宮城と相性が良く、今季は６打数４安打２本塁打。“宮城キラー”として大きな期待がかかる。

　藤本監督はリチャードについて「２軍であんだけ打った（ウエスタン新記録の２９本塁打）のにね。こっち（１軍）で半分ぐらい打ってくれたらね。小久保監督から（状態）は普通くらいの感じで、絶好調とは言わないけどね。形としたら、１軍で勝負ができる形になってるんでね。あとは配球面で読むとか、思い切って。２軍と同じ形で入っていったら投手が違うからね。彼の場合は万が一試合に出た場合は積極的にいってくれたらね。当たれば飛んでいくんやから。確率を上げるためにはやっぱりファーストストライクから打っていかないと。追い込まれたら簡単には結果は出ないからね。２ストライクまでに仕留めてしまうぐらいの気持ちを持って打席に入ってくれたら。将来のクリーンアップ候補やからね。いい経験できるんじゃないかなと」と話した。

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