１２日から始まるソフトバンクとのＣＳ最終ステージ（京セラＤ）の予告先発が発表され、オリックスは山本由伸投手がマウンドに上がる。

　今季は２６試合に登板し１５勝５敗、防御率１・６８、２０５奪三振、勝率７割５分、２完封と圧巻の数字を残した。最多勝利、最優秀防御率、最多奪三振、最高勝率に加え、最多完封をマーク。この５部門１位の「投手５冠王」を２年連続で達成した。１人で２度記録したのは山本が史上初だった。

　ＣＳ初戦を託されたエースは「とにかく集中して頑張りたい。（ソフトバンクは）すごくチーム力のあるチームというか、こういった短期決戦でもすごく力を発揮するチームなので、とにかく勝てるように頑張ります」と意気込んだ。

　昨年のロッテとのＣＳ最終Ｓでは、史上初のＣＳ初登板で１―０の完封勝利＆２ケタ奪三振。「アドバンテージも一つあるし、とにかく初戦を取るとかなりリードになると思う。絶対に勝ちたい」と言葉に力を込めた。

関連ニュース

・【オリックス】水本勝己ヘッド、ＣＳもナカジマジック発動を予見「調子よければデータ関係なしにやることも」
・【オリックス】ＡＢＣラジオで生特番「今年こそ日本一だＳＰ！」能見篤史爆笑インタビューも…１０日２０時
・【オリックス】山岡泰輔が「ポストシーズン男」に名乗り　最終ステージ４戦目以降に先発も
・【オリックス】山下舜平大、史上初ＣＳで１軍デビューへ　第４戦以降の先発候補に急浮上
・【オリックス】元謙太が新型コロナ陽性　朝に喉の痛み