【ソフトバンク】藤井皓哉、サヨナラ2ラン浴びた西武・山川穂高にリベンジ誓った「ベストを尽くして抑えたい」

スポーツ報知

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2022.10.6(木) 06:20

練習から引き揚げるソフトバンク・藤井皓哉

 ソフトバンク・藤井皓哉投手が5日、西武・山川穂高内野手へのリベンジを誓った。引き分けでも優勝決定だった1日の西武戦(ベルーナD)で、延長11回にサヨナラ2ランを被弾して号泣。チームがCSに向けてペイペイDで全体練習を再開したこの日、「山川さんと対戦する機会があれば、ベストを尽くして抑えたい」と意気込んだ。

 今季55試合目でまさかの一発を浴びてプロ初黒星。V逸の一因となった。「今後、忘れることができない。本塁打だけはやめようという中でやってしまった」。試合後は約1時間半、バスに揺られて都内の宿舎に移動。長距離移動が当たり前だった独立リーグの高知時代を思い出した。「すごく良い意味でリセットができた。悔しがることができるのも幸せだと思った」。ホテル到着後、藤本監督の部屋を訪ね「4連投でもいかせてください」と志願した。

 指揮官も世紀のV逸から3日が過ぎ「一生忘れんわ。野球人生で初めて目から変な汁(涙)が出た」と悔しさを見せ、短期決戦での巻き返しを誓った。「疲れもあるけど、勝ちたい気持ちを前面に出してやりたい」と藤井。ポストシーズン16連勝中のタカは、無念の涙を原動力に日本一奪回へと向かう。(表 洋介)

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