オリックスファン集う大阪のすし店 タカ党バーとの“道頓堀応援合戦”制す「感動しかない」

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2022.10.2(日) 22:24

大阪・難波のすし店「おの冨久」ではオリックスファンが逆転の連覇に沸いた(カメラ・筒井政也)

 オリックスファンが集まる大阪・難波のすし店「おの冨久」では2日夜、ソフトバンクの敗北でオリックスの優勝が決まった瞬間、65インチの大型テレビで中継を見つめた店内18人のファンがグータッチなどで喜び合った。

 道頓堀の商店街にある同店から、道を挟んで左斜め前は南海時代からホークスファンが集うバー「難波のあぶさん」。そちらでは若タカ軍団に声援を送り、歓喜と悲鳴が道を挟んで交差した。結果、オリックスが逆転V。「おの冨久」では近鉄時代からのバファローズファンも含め、連覇に沸いた。

 1970年に創業してから猛牛党の店として有名に。2代目大将の小野雄一郎さん(52)は「きょうまでつながった時点でファンは満足していたけど、まさか! やり返すとは、感動しかない。京セラドームでPVもあるのに、お客さんも喜んでくれた」とホッとした様子。「去年の忘れ物を取りに行かないと。まずはCS」と気を引き締めた。

 神戸から来店した木村智史さん(29)はファン歴15年で「生きてきてよかった。バファローズファンでよかった」と男泣き。「正直、去年も今年も3位に届いたら…と思っていたんですが、知らないうちにすごいチームになった。今年こそヤクルトを倒して日本一に」と祈りを込めた。

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