【オリックス】吉田正尚「みんなと一緒に喜びを分かち合いたい」 最終戦ソフトバンク●オリックス○で連覇

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2022.10.2(日) 06:00

ロングティー打撃をする吉田正尚(カメラ・義村 治子)

 首位・ソフトバンクが西武に敗れ、2位・オリックスとの優勝争いは最終戦までもつれ込んだ。オリックスは試合がなかった1日に仙台入り。他力にも頼る逆転でのリーグ2連覇へ主軸の吉田正尚外野手(29)は一戦必勝を誓った。

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 連覇の望みがつながったオリックスは、吉田が逆転優勝を呼ぶ一打を誓った。2日の楽天戦が最終戦。ソフトバンクが敗れ、オリックスが勝てば、連覇が決まる。

 リーグ2位の88打点をマーク。「殊勲打の数は多くなっていると思う。そういう一打は終盤は大事になってくる」。勝利打点が12度とチームの勝利に大きく貢献している。とくに9月に入って、快音を連発。21試合で92打数31安打23打点、7本塁打、打率は驚異の4割1分3厘を誇る。楽天生命では9月24日に1試合8打点を記録するなど、打率5割1分6厘と好相性。ソフトバンクとの優勝争いする打線を引っ張ってきた。

 昨季のリーグ優勝時は新型コロナの影響でビールかけが、できなかった。「1年間の苦労が一気に忘れるような雰囲気だと思うので、みんなと一緒に喜びを分かち合いたい」と今季こそはと楽しみにしている。

 チームはこの日、昼間に京セラDで全体練習後、移動。ナイターでソフトバンクが敗れ、チャンスが残った。優勝すれば2年連続マジックなしで頂点に立つ。昨季王者が、頼れる主砲を中心に、一戦必勝を期す。(玉寄 穂波)

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