◆パ・リーグ　オリックス２―０ソフトバンク（１７日・京セラドーム大阪）

　ソフトバンクが今季１６度目の完封負けを喫し、連勝が６で止まった。

　オリックスのエース・山本を攻略できなかった。初回に先頭・周東が四球を選び、２死三塁としたが、柳田が内角直球に空振り三振。３回には先頭・柳町が中前安打を放ったものの、甲斐がバント失敗の併殺に終わった。

　先発・板東は８回２失点のプロ初完投と粘ったものの、初回１死から中川圭に内角を狙った直球が甘く入り、左翼ポール際への先制ソロを許した。３回も四球でピンチを広げ、頓宮に中犠飛を献上。勝負どころでの制球ミスが響いた。

　試合前から藤本博史監督は「良い形でここまで連勝できたけど、良いピッチャーが３人（山本、宮城、田嶋）来るからなかなか難しいと思う」と警戒しており、２位・オリックスに２ゲーム差と迫られた。マジックは変わらず９。シーズン終盤の快進撃は小休止となった。

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