【西武】隅田知一郎が5失点 首位ソフトバンクとゲーム差3に広がる…72年ぶり2人目の新人10連敗

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2022.9.15(木) 05:55

1回を終えてベンチに戻る隅田知一郎 (カメラ・義村 治子)

◆パ・リーグ ソフトバンク6―1西武(14日・福岡ペイペイドーム)

 西武は首位攻防戦で3連敗。ソフトバンクとのゲーム差が3に広がった。初回、先発の隅田が6安打を許し5失点。2回以降は立ち直ったものの、打線が8安打を放ちながらつながりを欠いて4回の栗山の適時打による1点に終わった。「隅田はいいと思ったが、勢いでやられてしまった。打線は大丈夫だと思いますよ」と辻監督。4位・楽天とのゲーム差は0.5に縮まったが、指揮官は「普段通り、一生懸命やるだけ」と気持ちを切り替えていた。

 ▼…ルーキーの隅田(西)は10連敗。新人で10連敗以上は、11連敗の50年成田啓二(国鉄)に次いで2人目。36年に3季にまたがって11連敗の桜井七之助(大東京)を含めても3人目。50年の2リーグ制後では成田と2人目。パでは、59年田中喜八郎(西鉄)の9連敗を上回りパ新人初の2ケタ連敗だ。隅田はこれで10敗目。新人の10敗以上は、17年山岡(オ)が11敗して以来だが、球団新人では、79年に16敗した森繁和、10敗の松沼博久以来43年ぶり。

 ▼…10連敗以上は、17年11連敗の石川(ヤ)以来で、パでは16年10連敗の東明(オ)以来。球団では、59年田中喜八郎、07年ギッセルの9連敗を上回りワースト。

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