【日本ハム】宮西尚生と来季も契約へ…球団高く評価、新球場でもマウンドに 6日に左肘クリーニング手術

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2022.9.13(火) 04:00

日本ハムの宮西尚生

 日本ハムが今年2年契約2年目で海外FA権も保持する宮西尚生投手(37)と来季も契約を結ぶ方針であることが12日、分かった。3度の最優秀中継ぎ投手賞を受賞するなどプロ1年目からチームに大きく貢献し続ける背番号25を、球団も高く評価している。

 15年目の今季は24試合に登板し、0勝3敗1セーブ7ホールド、防御率5.66。5月21日・西武戦(札幌D)では、史上8人目の通算800試合登板を達成した。入団からの連続50試合登板の記録は14年で途切れ、岩瀬仁紀が持つ15年連続にこそ届かなかったが、通算380ホールド、同416ホールドポイントはNPB記録。今年が最終年の本拠地・札幌Dでは最多の351登板と、誰よりもマウンドに立ってきた。

 6日には左肘関節のクリーニング手術を受け、「自分自身この先どうなるか分からないですが、残された野球人生を悔いなく投げられるよう、リハビリを頑張ります」とコメントしていた左腕。本人も、来季もチームで腕を振る意欲は強い。来年3月には、北海道北広島市に「エスコンフィールド北海道」が開業する。前人未到の400ホールドも、もちろん達成可能な数字。新球場でもう一花咲かせる。

 ◆宮西 尚生(みやにし・なおき)1985年6月2日、兵庫・尼崎市生まれ。37歳。市尼崎高から関学大を経て、2007年大学生・社会人ドラフト3巡目で日本ハム入団。1年目から中継ぎで起用され21年までパ・リーグ最長14年連続50試合登板を達成。16、18、19年に最優秀中継ぎ投手賞を受賞。180センチ、80キロ。左投左打。年俸2億5000万円(金額は推定)。

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