【西武】おかわり空砲…首位陥落に辻監督「一喜一憂してたら野球なんかできないよ。最後に上にいけるように頑張るだけ」
スポーツ報知
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2022.8.25(木) 06:00
◆パ・リーグ ロッテ5―2西武(24日・ZOZOマリン)
西武が中村剛也の“39歳初アーチ”となる同点弾を生かせず3連勝を逃し、7月29日から守っていた首位から陥落した。
1点を追う6回1死。ロッテの2番手・西野の高め直球を中村が完璧に捉えた。マリン名物の風は、通常とは逆に本塁から外野方向。一気に伸びた打球は、左翼席中段に飛び込んだ。
12日の楽天戦(楽天生命)で放った史上14人目の通算450号以来の今季9号ソロ。15日に39歳のバースデーを迎えたプロ21年目の大砲は「1打席目(2回1死一、二塁で中飛)と2打席目(4回1死二塁で遊ゴロ)はチャンスで打てなかったので、打ててよかった。うまく風に乗ってくれました」と笑った。
しかし、ベテランの一発で盛り上がったのもつかの間、5回から登板したドラ1左腕・隅田が、3イニング目の7回につかまり2失点。8、9回はロッテの新勝利の方程式、ゲレーロとオスナに封じ込まれた。
競り合いを落として首位を明け渡した辻監督は「そんなの何も考えてない。一喜一憂してたら野球なんかできないよ。しのぎを削って、最後に上にいけるように頑張るだけ」と話して球場を後にした。
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