【日本ハム】新庄剛志ビッグボス「初めての体験」午後4時7分日没コールド オリックス戦3年ぶり珍事

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2022.8.24(水) 06:30

7回終了後審判団の競技を待つ間にネット裏のスタッフと話す新庄剛志監督(カメラ・今成 良輔)

◆パ・リーグ 日本ハム0―0オリックス=7回終了日没コールド=(23日・釧路)

 珍しい結末だった。時刻はまだ午後4時7分。釧路での一戦は7回終了後、審判団の協議で「日没コールドとします」(木内責任審判)と両軍無得点のドローで幕を閉じた。同球場では、19年8月28日の日本ハム―西武でも当時20年ぶりの日没コールドがあった。それ以来3年ぶりの照明設備がない球場ならではの終わり方。新庄ビッグボスは妥当な判断だとの見解を示した。

 「(選手時代含め)初めてじゃないかな。グラウンドから見たら暗い。(球が)見づらいでしょう。150キロ近くの球が来るんだから、危ないじゃん」

 日没時間は気象庁発表で午後6時19分。関係者によると午後5時頃までは試合を行える見通しだった。だが午前中から曇りで霧もかかった天候。オリックス・中嶋監督も「これ以上暗くなるのはちょっと審判の方が危ないということで、いつになるのかなという気はしていた」と理解を示す。

 日本ハムは5回に杉谷が右前打を放つと、後逸が絡み三塁を回った。直後に戻ろうとしたが、足がもつれてアウトになった。「甲子園の決勝みたいな野球をしていたね。『踏んだり踏んだり』。向こうも満塁で1本出ないし、こっちは走塁であーだこーだなるし。ベンチで大笑いしてました」とボス。24日も照明設備がない帯広で行われる。(田中 哲)

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