打って走って守って大暴れ!鷹・周東の“進化”を解説陣も称賛

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2022.8.14(日) 07:29

ソフトバンク・周東佑京 (C)Kyodo News

◆ 春季キャンプから変化の兆し

 ソフトバンクがオリックスとのカード2戦目をサヨナラ勝利。最後は周東佑京選手が決勝ホームランを放ち、チームを勝利に導いた。

 「1番・中堅」で先発した周東は、初回に内野安打で出塁すると、すかさず今季16個目の盗塁を決めて先制攻撃を牽引。2点リードで迎えた2回には、二死満塁の大ピンチで中川圭太の大飛球を背走しながらジャンピングキャッチする好守でチームを救った。

 極めつきは9回の決勝弾。ソフトバンクは8回に3点差を追いつかれ、直後の攻撃では三者凡退と重苦しいムードが漂っていたが、9回一死無走者の場面で、宇田川優希が投じた初球の153キロを一閃。右翼テラス席へ5号サヨナラホームランを放り込んでみせた。

 13日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した野球解説者の達川光男さんは、「どちらかというと足が速いということで三遊間にゴロを転がすような打撃をしていたんですが、今年はキャンプのアーリーワークで引っ張る練習をずっとしていた。足が速いからといって“当て逃げ”ではなく、しっかり振りきれるようになった」と、プレシーズンでの取り組みが結果として劇的な決勝弾にあらわれていると指摘。

 2回に見せたスーパーキャッチについては、同じく番組に出演した大久保博元さんも「こんなに助かる外野手いませんよ」と大絶賛。達川さんは「これが抜けていたら今日の試合は負けていたかもしれませんよ」と、流れを変えるビッグプレーだったと振り返った。

 今季は故障で出遅れた影響もあり、規定打席には到達していないが、13日終了時点で打率.310(174-54)、キャリアハイの5本塁打と、打撃面で充実したパフォーマンスを披露。球界トップクラスの快足に加えパンチ力も兼ね備えたリードオフマンから目が離せない。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2022』


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