【日本ハム】8年目・清水優心が初のサヨナラ打 7年ぶり夏勝利の母校・九州国際大付に「刺激になった。負けてられない」

スポーツ報知

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2022.8.11(木) 21:25

延長10回2死一、二塁、左にサヨナラ打放った清水優心(中央右)は日本ハムナインから祝福される (カメラ・頓所美代子)

◆パ・リーグ 日本ハム3×―2西武=延長10回=(11日・札幌ドーム)

 日本ハムがサヨナラ勝ちを収め、1分けを挟んで3連勝。首位・西武に勝ち越した。

 引き分けだった前日同様、2―2で延長へ。10回2死一、二塁から清水が今季初打点となる左前適時打を放ち、試合を決めた。プロ8年目で初のサヨナラ打に「(二走の中島)卓さんが本当によく走ってくれた。代打もあるかなと思っていたけど、打席に立たせてくれたビッグボスにも感謝したい」と頭を下げた。

 この日は母校の福岡・九州国際大付が甲子園で夏7年ぶりに初戦を突破した。広島・三好、日本ハム・柳川のOB3人でオリジナルTシャツを差し入れしていた清水。新型コロナの集団感染も判明し、心配していたというが「めちゃくちゃうれしいっす。勝ってくれた。本当に刺激になりました」と感激。続けて「後輩が頑張っているので負けてられない」と笑顔で話した。

 昨季は自己最多の100試合に出場したが、今季は3か月間ファーム生活も経験。「ファームに行って1から見つめ直せた。精神的にも鍛えられたし、絶対プラスになった」と前向きに練習に励んできた。

 守っても「右バッターでも左バッターでも、中継ぎと変わらず一人一人投げよう」とプロ初先発の鈴木を7回途中2失点と好リード。中継ぎ陣も無失点に導き「やっぱりチームが勝つこと、キャッチャーとして最後まで試合に出られたことが良かった」と安どの表情を浮かべた。

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