【日本ハム】ビッグボス流連発 奇策エンドラン&柳田と勝負 今季最長4時間57分の熱戦で今季初引き分け

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2022.8.5(金) 00:04

6回1死二塁、清宮幸太郎が適時打を放つとベンチで右手を握りしめる新庄剛志監督(カメラ・池内 雅彦)

◆日本ハム3―3ソフトバンク(4日・札幌ドーム)

 日本ハムは延長12回、今季最長4時間57分の熱戦で今季初の引き分け。同一カード3連勝はならなかった。

 序盤で3点のリードを奪われたが、5回に万波の2か月ぶりの一発となる11号2ランなどで同点に。そのまま延長に入った。

 ビッグボスが仕掛けたのは11回だった。先頭の中島が投前内野安打と悪送球で無死二塁とすると、清宮は申告敬遠で歩かされ無死一、二塁。ここで同点弾を放っている万波を打席に迎えると、初球にエンドランのサインを出した。

 打球は鋭くセンターを襲ったが、直球にやや押され中飛。何とか走者は戻ったが、得点には至らなかった。それでも新庄監督は「エンドラン、惜しかった。いいバットの出方してたんだけど」と振り返った。

 さらに球場がざわついたのが12回の守備。2死二塁で打者・柳田を迎えると、マウンドの玉井に勝負を指示。一塁が空いており、あと1死で負けがなくなる場面。セオリーでは申告敬遠だったが、勝負した玉井が左邪飛に仕留め切り抜けた。指揮官は「僕は勝負。みんな申告と思いました? ああいう場面はやっぱ、ピッチャーを成長させるために勝負ですよ。俺以外はみんな申告でした(笑い)。間違いなく」と説明した。

 結果的に白星には届かなかったが、連日期待の若手野手が活躍。「よく追いつきましたね。昨日は清宮君が(2発)打って、きょう万波君が打って、成長はしていってる」と手応えを口にしていた。

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