【日本ハム】今季初のドロー 万波中正が2か月ぶり11号も延長11回の凡退反省「決められる選手に」
スポーツ報知
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2022.8.5(金) 00:17
◆パ・リーグ 日本ハム3―3ソフトバンク=延長12回=(4日・札幌ドーム)
日本ハムが今季初めて引き分けた。
ソフトバンクに対し、今季3度目の同一カード3連勝を狙った一戦。先発の杉浦が3回途中3失点で降板するなど、序盤はソフトバンクペース。それでも3点を追う5回。先頭の佐藤が相手先発・レイから、チーム初安打となる左前打で出塁。続く梅林が右前打でつなぐと、14年目の中島が通算250犠打目となる送りバントで1死二、三塁。1番・清宮の遊ゴロの間に1点を返した。
なお2死二塁の好機で打席に立ったのが万波。1、2打席目で打ち取られていたスライダーを、左翼席に運んだ。試合を振り出しに戻す11号同点2ラン。6月3日の阪神戦(甲子園)以来、2か月ぶりの一発を「すごい良い感触だった」と振り返った。
それでも「あれは反省」と唇をかんだのが、延長11回無死一、二塁、一打サヨナラの好機で回ってきた6打席目。サインがエンドランだったこともあり「どうしても他の球種が(頭に)ある分、指し込まれた」と初球の内角直球を中飛。「あそこで決められる選手になりたい」と悔しさをにじませた。
7月30日の楽天戦では守備のミスで“懲罰交代”。翌日、新庄ビッグボスから「焦る必要はない場面。捕る、投げるをちゃんと分けてやろう」と助言を受け、この日は終盤に2度好プレーを見せた。
6月は30打席、27打数連続無安打と不振に陥り、2軍降格も経験した。「あれだけ打てなかったらそうなる」と迷いが生まれていたが「全部をシンプルにする」とテーマを設定。「継続してやってこれたことが(本塁打に)つながったと思う」と確かな手応えも口にした。
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