西武、引き分けも首位の鷹に0.5差接近 川越が同点打含む3安打2打点の活躍

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2022.7.23(土) 23:12

7回に同点の右前2点適時打を放つ西武・川越 (C)Kyodo News

西武 3 - 3 楽天
<16回戦・ベルーナドーム>

 西武は勝ち切ることができず今季2度目の引き分け。それでも、オリックスに敗れた首位・ソフトバンクに0.5ゲーム差に迫った。

 西武打線は楽天先発・田中将の前に6回まで無得点。それでも2点を追う7回、二死一塁から6番・愛斗の右前打、続く外崎の四球で満塁とし、8番・川越が同点となる2点適時打を右前へ運んだ。さらに、続く柘植の打席で田中将が暴投。三塁走者の外崎が最後はヘッドスライディングで逆転となる本塁へ滑り込んだ。

 先発の髙橋光成は4回、二死から4番・島内に先制ソロを浴びるなど2失点。それでも5回以降は再びゼロを並べ7回6安打2失点(自責点1)と力投した。7回裏の逆転劇で髙橋に勝利投手の権利が発生。しかし1点リードに変わった直後の8回表、2番手の平良が同点ソロを浴び髙橋の7勝目はお預けとなった。

 リリーフ陣は9回以降、水上、本田、森脇、ボー・タカハシ、佐々木と小刻みな継投で無失点リレー。打線は延長10回、川越の3安打目となる中前打を口火に一死二塁の好機を作ったが、代打・中村が空振り三振、二死三塁で2番・源田はヘッドスライディング及ばず二ゴロに倒れ、サヨナラの一打は生まれなかった。

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