◆パ・リーグ　オリックス７―１日本ハム（１９日・京セラドーム大阪）

　Ｗショックの一戦となった。前日１８日に日本ハム・新庄剛志監督（５０）が新型コロナウイルス陽性判定を受けて離脱し、山田バッテリーコーチが監督代行で臨んだ初戦に敗れて、３連敗。火曜日は１１連敗で、松本剛にはアクシデントも発生した。山田監督代行は「監督というのは攻撃、守り両方考えないといけないのは、やっぱり大変だなというのは感じました」と振り返った。

　陽性者続出で１、２軍１１人を入れ替え。指揮を執るにあたりビッグボスから「好きなようにしてください」と言われたが、「そういうわけにはいかない。ボスの意向に沿いながら必死にやりたい」とタクトを振った。だが序盤から劣勢を強いられる展開で、打線も２戦連続１得点に終わった。

　さらに３回の守備中に松本剛が交代＝写真＝。３回の打席で左膝に自打球を受けた影響で、詳細は２０日に判明する。リーグトップの打率３割５分５厘を残している好打者が離脱となれば、大きな痛手となる。（田中　哲）

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