【オリックス】対パ・リーグ左腕に10連勝 中嶋監督「左にはなかなかいい打者がいますんで」

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2022.7.18(月) 06:00

2安打3打点と活躍したオリックス・中川圭(カメラ・頓所美代子)

◆パ・リーグ 楽天3-7オリックス(17日・楽天生命)

 お手本のような先手必勝だった。初回に杉本の打席での打撃妨害と安達の右犠飛で2点を先制。2回2死一、三塁では、中川圭が2点適時二塁打を放った。「最初にバーンと点を取ってくれたら、どんどん(いい)リズムになるはずなんですけどね」と中嶋監督を満足顔にさせたつながり。結果的に序盤の4得点が効き、16日と真逆のスコアでやり返した。

 5回途中でKOした辛島を含め、6月のリーグ戦再開後は相手左腕が先発時に5戦全勝。パ・リーグに限れば5月10日の日本ハム・加藤から10連勝(パの先発左腕には19勝6敗、セは1勝5敗)だ。この日は右の中川圭だけでなく、3試合ぶりにスタメン復帰した福田、宗、吉田正がマルチ安打。「左にはなかなかいい打者がいますんで」と、サウスポーを苦にしない上位打線を評価した。

 3カード連続の勝ち越しに望みをつなぎ、借金も2に減った。指揮官は「点を取った割には、締まらない試合になった」と、5回で降板した先発・田嶋に苦言を忘れなかった。チーム全体として発揮している左キラー。好物はまだまだ増やす。(長田 亨)

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