【西武】辻監督、安堵の「ふ~」1点差逃げ切りでBIGBOSSの連勝を止めて貯金7に 

スポーツ報知

  • ニュース

2022.7.17(日) 17:43

西武・辻発彦監督

◆パ・リーグ 日本ハム3―4西武(17日・札幌ドーム)

 西武は冷や汗ものの1勝だった。3点リードの9回。抑えの平良が簡単に2死を取りながら3連打を浴びて1点差に迫られると、近藤を申告敬遠で歩かせて満塁に。一打サヨナラ負けのピンチで野村を右飛に打ち取ってどうにか逃げ切った。辻監督は苦笑しながら「ふ~」と大きく息をついた。

 前日は今季12度目の零封負けを喫し、この日も先発の平井が初回に2点を先制されると、打線も5回まで伊藤に無失点に抑えられる苦しい展開。イヤなムードが漂い始めた6回、伊藤が突如乱れて無死満塁から外崎が四球を選んで1点差とすると1死後、ジャンセンの右犠飛で同点とした。さらに一、二塁から川越の右越え2点適時打で一気に勝ち越し。「相手もいい投手でそう点は取れない。急に乱れたからね、まさかね。伊藤があそこで押し出しを出すとは思わなかったし。川越の一打が大きかったですね」と指揮官は振り返った。

 BIGBOSSの8連勝を阻止するとともに、連敗も回避。貯金を再び最多タイの7に戻した。「このところ連敗せずにきていたので、大事な試合だなと思っていた」と辻監督。栗山、源田、増田ら主力が新型コロナの影響で戦列を離脱する苦しい状況ながらも、しぶとく戦っていく。

関連ニュース

【試合詳細】日本ハム vs 西武
【西武】川越誠司が勝ち越しの適時二塁打「地元の北海道で打てて良かった」
【西武】佐藤隼輔投手ら3人が新型コロナウイルスに感染
【西武】今季12度目のゼロ封負けで奪首ならず
【西武】高橋光成が7回1失点も7敗目

記事提供:

スポーツ報知