【日本ハム】野村、ビッグボスに感謝のV打「不名誉な記録ばかりで申し訳ないなと思っていた」

スポーツ報知

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2022.7.17(日) 08:10

6回1死二塁、先制の適時二塁打を放った野村佑希

◆パ・リーグ 日本ハム1―0西武(16日・札幌ドーム)

 日本ハムの野村佑希内野手(22)が、値千金の一打でビッグボスに7連勝を捧げた。6回1死二塁から放った中堅越え適時二塁打が、1―0勝利の決勝点となり「何とか先に点を取れるようにと思って打った結果がいい結果になった。良かったです」と表情を緩めた。

 4年目の今季、チーム最多の43試合で4番を託されている。起用に応え、新庄剛志監督(50)の新人監督連勝タイ記録につなげた。「しっかり勝ちにつながる一本だとか、粘り強く戦うことが身に着いてきながらの記録」。そう教えに感謝こそしたが、最下位に沈む現状は冷静に受け止める。「不名誉な記録ばかりで申し訳ないなと思っていたので。それは良かったかな」。明るい話題に自身が貢献できたことに、喜びを表した。

 ビッグボスからは来年、捕手へのコンバートプランも聞かされた。この日の試合後「びっくり100(%)。まあ、まだ分からないので。ノーコメントで」と苦笑し、戸惑いを隠さなかったが、今は目の前の戦いに集中する。「(状態は)徐々にいい感じになっているので」。2万5000人超えの観衆を前にしての快打で、野村が勢いに拍車をかけていく。(砂田 秀人)

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