11月20日18時から、京セラドーム大阪で「SMBC日本シリーズ2021」オリックス対東京ヤクルト第1回戦が行われる。「2021 パーソル クライマックスシリーズ パ」を3勝1分で勝ち上がったオリックスは、1996年以来25年ぶりの日本一を目指す。

【今季交流戦対戦成績】オリックス対東京ヤクルト　2勝1敗

　まずは、オリックスが東京ヤクルトと対戦した今シーズンの交流戦を振り返ってみたい。オリックスはこのとき3試合すべて2桁安打を記録。吉田正尚選手が13打数4安打1本塁打6打点、杉本裕太郎選手が12打数4安打1本塁打5打点、宗佑磨選手とT-岡田選手も11打数4安打と相性は悪くない。東京ヤクルトは清水昇投手、マクガフ投手と勝利の方程式が盤石なだけに、オリックス打線としては早め早めに得点を挙げていきたい。

　なお、今大会では予告先発は採用されないが、オリックスは山本由伸投手が先発の模様。パーソル CS パでは完封勝利を飾り、チームを勢いに乗せた山本投手。交流戦では東京ヤクルト打線から毎回の9三振を奪うなど7回2失点で白星を挙げ、この試合から自身の連勝が始まっている。日本シリーズの大舞台でも貫禄のピッチングを見せてくれるはずだ。

文・菊地綾子