9月20日、みずほPayPayドームで行われた福岡ソフトバンクとオリックスの第21回戦は、5対4でオリックスが勝利した。
オリックスの先発・九里亜蓮投手は初回、連打で無死1、3塁とし、近藤健介選手の適時打で先制点を献上。後続2人を打ち取るも、2死1、2塁から牧原大成選手の適時打を浴び、初回から2点を追う展開に。それでも2回以降の3イニングは要所を締める投球で、0を並べる。
打線は4回表、太田椋選手と西野真弘選手の安打で好機をつくると、若月健矢選手の6号3ランで逆転。しかし5回裏、九里投手が2死から近藤選手の9号ソロを許し、3対3で試合を折り返した。
6回裏を横山楓投手、7回裏を岩嵜翔投手が無失点でつなぐと、8回裏はペルドモ投手が無死満塁のピンチを招きながらも、代わった山崎颯一郎投手が無失点で切り抜ける。すると9回表、四死球などで1死満塁とし、廣岡大志選手の適時打で勝ち越しに成功。なおも1死満塁から、杉本裕太郎選手が犠飛を放ち、2点のリードを奪った。
9回裏は才木海翔投手が近藤健介の10号ソロ浴びるもリードを守り、5対4で試合終了。勝利したオリックスの先発・九里投手は、5回6安打1死球5奪三振3失点の内容。救援陣が無失点リレーで勝利を手繰り寄せ、福岡ソフトバンク戦の連敗を「8」で止めた。
一方、敗れた福岡ソフトバンクの先発・上沢直之投手は、7回5安打1四球7奪三振3失点。打線は、近藤選手が2本塁打を含む4安打3打点を記録するなど、チーム計11安打をマークするも、勝負所であと1本が出ず。連勝は「5」でストップした。
123456789 計
オ 000300002 5
ソ 200010001 4
オ 九里亜蓮-横山楓-岩嵜翔-ペルドモ-○山崎颯一郎-S才木海翔
ソ 上沢直之-松本裕樹-●杉山一樹
文・根本葵
廣岡大志が9回に勝ち越し打! オリックスが鷹戦の連敗を「8」でストップ
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2025.9.20(土) 17:34
