9月9日、ZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテとオリックスの第22回戦は、7対3でオリックスが勝利した。
オリックスは2回表、無死1塁から西野真弘選手の5号2ランで先制。しかし先発の宮城大弥投手は、序盤3回を1安打無失点に抑えるも、4回裏、西川史礁選手の2号ソロを被弾。5回裏には、2死2塁から高部瑛斗選手に適時打を許し、試合は振り出しに戻る。
それでも打線は7回表、宗佑磨選手、来田涼斗選手の安打と四球で1死満塁の好機から、西川龍馬選手に2点適時二塁打が生まれ、勝ち越しに成功。なおも2死1、3塁から西野選手、森友哉選手の連続適時打でこの回一挙5点を奪った。
8回裏、宮城投手は2死1、3塁から池田来翔選手に適時打を許したところで降板。代わった岩嵜翔投手は、わずか1球で後続を打ち取りピンチを切り抜けると、最終9回裏はマチャド投手が3者凡退で締め、7対3で試合は終了した。
勝利したオリックスは、宮城大弥投手が7.2回113球8安打2四死球9奪三振3失点で6勝目をマーク。打線では西野選手が2安打4打点、森友哉選手は復帰後初安打含む2安打1打点の活躍を見せた。一方の千葉ロッテは、先発・石川柊太投手が6回100球6安打2四球1奪三振2失点の粘投も、7回表に澤村拓一投手がつかまった。なお打線では、西川選手、池田選手が2安打1打点を記録している。
123456789 計
オ 020000500 7
ロ 000110010 3
オ ○宮城大弥-岩嵜翔-マチャド
ロ 石川柊太-●澤村拓一-中村稔弥-廣畑敦也-廣池康志郎
文・西嶋葵
西川龍馬が決勝打! オリックスが終盤に勝ち越し勝利
パ・リーグ インサイト
2025.9.9(火) 21:15
