
◆パ・リーグ 楽天6―3ロッテ(12日・楽天モバイル)
楽天の先発・古謝樹投手は4安打6奪三振3失点で7回途中降板も、プロ1年目の昨季挙げた5勝を上回る6勝目を手にした。「5回まで先制点を取られないように、というのは投手の共有事項として言われていた。先制点をやらないようにできたのはよかった」と振り返った。ここまで3連敗中だったが、この日は序盤から味方打線の援護を受け、“4度目の正直”で手にした白星だった。
前回登板だった5日のソフトバンク戦(みずほペイペイ)は1、2回に3点ずつ失うなど序盤から失点を重ね、5回を投げていずれも自己ワーストとなる14安打8失点。「気にしたくなくてもいろいろ考えるものはあったし、朝起きるのもゆううつだったけど」と明かしながら、「こういう勝ちのために1週間準備して頑張っている」ときっぱり。気持ちを切り替えて好投につなげた。三木監督は「古謝がしっかり3人で立ち上がりを切ってきたのが(初回の)攻撃につながった。1回表を非常にいい形でいけた」とたたえながらも、「最後(7回)は投げきってほしいのが本音だけど」とさらなる力投を期待。プロ2年目のドラ1左腕がこれからも力投を続ける。
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