◇東北楽天対福岡ソフトバンク 第18回戦（26日・はるか夢球場）

　福岡ソフトバンク・中村晃選手が史上139人目となる通算1500安打を達成した。

　節目まで、あと2安打で迎えたこの日、「4番・一塁手」でスタメン出場。まずは2回表、岸孝之投手から通算1,499本目の安打を放った中村選手は、8回表、2死から第4打席を迎える。江原雅裕投手が投じた直球を捉えると、打球は青森県弘前市まで駆けつけた大勢のホークスファンが待つライトスタンドへ。記念すべき一打は、3号ソロとなった。

　中村選手は2007年高校生ドラフト3巡目で福岡ソフトバンクに入団。プロ4年目の2011年5月10日オリックス戦で初安打を記録した。2014年には176安打で最多安打のタイトルを獲得。今季はスタメン出場の機会を増やし、この試合前の時点で89試合、71安打、打率.239の成績を残していた。

◇中村選手 コメント
「とにかくプロとして試合で結果を出すためにバットを振り続けてきました。その証でもある、1500という多くの安打を積み重ねられたことを嬉しく思います。もちろん家族の支え、まわりの方々のサポート、ファンの声援があって今があります。この数字に満足することなく、これからも自分の限界までバットを振り続けていきたいと思います。チームの勝利、リーグ優勝、日本一に導ける選手を目指し続けていきたいです」

◇中村選手 安打の記録
初安打　2011年5月10日 オリックス戦
1000安打　2020年9月17日 北海道日本ハム戦
最多安打　2014年176安打

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