
◆パ・リーグ 日本ハム4―5ソフトバンク(31日・エスコン)
日本ハムの山本拓実投手が3―5の9回に登板し、前回の反省をしっかり修正し、リベンジの無失点に抑えた。「前回の方が力感がすごい強かった」と7月27日の前回登板のロッテ戦(エスコン)では、同点の11回のマウンドに上がり、2死から1安打と2四球で満塁のピンチを作り降板。代わって上がった宮西が押し出し四球を与え、ロッテに敗れ、敗戦投手となっていた。
その反省から、武田投手コーチとブルペンの作り方を試行錯誤。これまで、バランスを重視した軽めの投球で調整していたのを、「ブルペンで1回100パーセントで投げてしまう」とブルペンであえて力んで投げることで、「試合ではブルペンの力感まではいかないイメージで投げられた。120パーセント腕を振って投げるのではなくて、前回より冷静に投げられた。1つ引き出しが増えた」と前回の反省をしっかり修正し、手応えを口にした。
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