【オリックス】3位後退も2年目右腕・高島が「割り切って」ロング救援に成功 地元・北海道で存在感

スポーツ報知

2025.7.14(月) 05:00

5回途中から2番手で登板したオリックス・高島泰都(カメラ・竹松 明季)

◆パ・リーグ 日本ハム4―0オリックス(13日・エスコンフィールド)

 オリックス・高島泰都投手(25)が、地元・北海道で存在感を放った。0―4の5回2死一、二塁から2番手でがい旋登板。「自分の出した走者じゃない。割り切って、2人で1個のアウトを」。田宮に死球を与えても動じず、満塁で水野を二ゴロに抑えた。8回まで投げきり、3回1/3を1安打無失点と好投した。

 今季は自身初の開幕ローテ入りを果たしたが、5月5日に出場選手登録抹消。6月10日に救援で再昇格すると、直近3試合はいずれも3回以上を無失点と、ロングリリーフでブルペンを支えている。「中継ぎで3イニングは、誰でもできることじゃない」と、先発経験を生かした万能な働きが強み。「信頼を勝ち取り、いい場面で投げたり、いつかの先発に向けてアピールをしたい」と、うなずいた。

 チームが3位に後退したなか、岸田監督は「すごく大きな仕事をしてくれている」と評価。15日からの球宴前最後の7連戦でも、2年目右腕がマルチに仕事をこなす。(南部 俊太)

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