
◆ファーム練習試合 オリックス―SUNホールディングスWEST硬式野球部(8日・大阪シティ信金スタジアム)
成長過程による腰のコンディション不良から復帰を目指すオリックス・山下舜平大投手(22)が8日、ファーム練習試合・SUNホールディングスWEST硬式野球部戦に登板した。5回から2番手でマウンドに上がり、1回を無安打無失点、2奪三振。3月7日の巨人戦(京セラD)以来、4か月ぶりの対外試合に「球自体はそんなに悪くなかった。いい兆しは見えてきました」と手応えをにじませた。
先頭打者をカーブで空振り三振に斬ると、四球を挟み、続く打者をフォークで空振り三振。2死一塁から最後は左飛に仕留め、貫禄を示した。「153キロとかが出ていたって聞いた。まだまだ余力があった」と涼しい顔。その中で「今やっているけが予防だったり、投球フォームのバランスを意識して、また『いいな』と思ったタイミングで腕を振って(球速を)出して行ければ」と、平均155キロ超えを近い未来の目標に定めた。
岸田監督は「連戦が続く夏場は本当に(チームとして)しんどくなる。そういう時に帰ってきてくれれば」と、「8月復帰」を構想。161キロ右腕は「自分はイニング数が一番の課題。とりあえず、何球目、何イニング目からでも投げられるように準備するだけ。自分のパフォーマンスが今まで以上に出せるように」と力を込めた。
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