
◆パ・リーグ オリックス1―9ロッテ(22日・京セラドーム大阪)
ロッテ・池田来翔内野手が「6番・一塁」で先発出場し、プロ初の2打席連発を含む自己最多1試合5打点の活躍で、チームを今季最多9得点の快勝に導いた。
1―0の6回2死一、二塁。フルカウントから先発左腕・田嶋の高めの145キロ直球に必死にくらいつくと、ロッテファンが待つ左翼席に今季1号3ランを放り込んだ。これを皮切りに、この回一挙5得点。「試合に出る時はラストチャンスだと思っている。自分のスイングができてよかった」。6回には再び左翼へ2号2ランを放ち、プロ初の2打席連発とした。吉井監督は「だんだん打席で打てる球を選ぶのが上手くなってきてるので、そういう意味ではこのまま壁を破って突き抜けてほしいなと思います」と期待を込めた。
一、二、三塁をこなす巧打の内野手は、プロ3年目の昨季は21試合に出場するも、45打数5安打で本塁打0と不本意に終わった。勝負の4年目シーズンに臨む25歳は「やっぱり今、若い選手が出てるので、僕らがチームの士気を上げていけるようにやっていきます」と、頼もしく意気込んだ。
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