
オリックス・宮城大弥投手(22)が完ぺきに「仮想開幕」の予行演習をした。15日、ウエスタン・リーグ開幕戦のくふうハヤテ(ちゅ~る)戦に先発。5回を2安打無失点と快投した。開幕投手最有力の左腕は、実戦4試合で10回無失点、四死球ゼロ。本番となる29日のソフトバンク戦(京セラD)へ「そこで投げるイメージはしています」と控えめに主張した。
プロ5年目で初となる「開幕」のマウンドへ、この日は「直球で押していけるように」と、若月とテーマを共有し、最速150キロを計測した。2回1死で元DeNA・倉本に中前打を許しても、続く元ロッテ・西川を遊ゴロ併殺。二塁すら踏ませず、スライダーやフォークで7三振を奪った。
球数も64球と順調に消化し、次回は22日の阪神戦(京セラD)で総仕上げする計画だ。「そこ(開幕)で投げたい気持ちは強くなっています。心と体の準備だけはして、最後まで本当にアピールを続けていきたい」。未体験の大役をはっきりと意識するほど、手応え十分の1日。山本(ドジャース)が抜けたオリの新エースに、不安要素は見当たらない。(長田 亨)