村田真一氏、ソフトバンク・有原航平&甲斐拓也バッテリーを絶賛「まさにギリギリの攻防を制した」

スポーツ報知

先発したソフトバンク・有原航平(カメラ・佐々木 清勝)

◆2023 パーソルクライマックスシリーズ パ・ファーストステージ 第2戦 ロッテ1―3ソフトバンク(15日・ZOZOマリン)

 「2023 パーソル クライマックスシリーズ(CS) パ」の第1ステージ(S)第2戦が行われ、3位・ソフトバンクが2位・ロッテに勝利。1勝1敗として最終S進出に“逆王手”をかけた。

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 有原と甲斐のバッテリーがロッテの勢いを見事に、それも丁寧に食い止めたね。6回、無死一塁で打者は3番の角中。3ボール1ストライク、投手不利のカウントでチェンジアップを内角低めのボールゾーンへ投げて空振りを取った。見逃せば間違いなくボール。角中が振った、というよりは有原が振らせた球よね。

 角中はバッティングカウントやし、ストライクが来る前提でフルスイングした。途中までは直球に見えたんやと思うよ。それが結果的にはボール球を振らせたわけやから、有原の球のキレの良さとコントロールはもちろん、調子を見てサインを出した甲斐も素晴らしいリードやったね。

 そして次の球もお見事。内角に見事なカットボールを投げて三振ゲッツーを奪った。ロッテベンチは次が一発のあるポランコやから一塁走者の藤岡を走らせない選択肢もあったと思うけど、吉井監督は角中の選球眼を信じ、しかも空振りはしないと踏んで走らせたんやと思う。ソフトバンクバッテリーがまさにギリギリの攻防を制したね。

 これで1勝1敗。投手に関してはもちろん総力戦。打線はこの試合で柳田、近藤、中村晃の中心打者にヒットが出ている分、ソフトバンクの方が気分良く迎えられるかな。柳田のタイムリーなんてめったに見られない先っぽの当たりやったけど、短期決戦はアウトのいいライナーより、ドン詰まりのヒット。まさに結果が全てよ。

(スポーツ報知評論家・村田 真一)

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