
◆パ・リーグ 西武1―2日本ハム(10日・ベルーナドーム)
満員御礼のスタンドにため息が漏れた。1―1の10回、増田が近藤に勝ち越しの右越えソロを献上。近藤には8回、平良が適時二塁打を打たれており、一人に2点を奪われた形だ。“ダブル守護神”のまさかの失点に辻監督は「打たれた打者は一緒。そこをもう少し考えないと」と悔しがった。
3連敗を喫し、3位に転落した。9月に入って2勝5敗と停滞気味。特に5安打に終わった打線は9回に中村の同点打が出るまで36イニング適時打がなかった。「打線がちょっと調子が落ちているのは間違いない」と辻監督。4番の山川も9月は7試合で24打数1安打(1本塁打)と調子が上がらない。指揮官は「俺が打たないといけないという気持ちが強く出過ぎるのかもしれない」と気にかけた。
オリックスが勝って自力優勝の可能性が消滅したが、落ち込んでいる暇はない。指揮官は「離されないように食らいついていくしかない」と語気を強めて前を向いた。