戦評
8月17日、ベルーナドームで行われた埼玉西武と福岡ソフトバンクの第16回戦は、5対3で福岡ソフトバンクが勝利した。
福岡ソフトバンク打線は初回から平井克典投手を攻め立てた。安打で出塁した周東佑京選手は、続く今宮健太選手への初球で悠々と二盗を決めて得点圏へ進む。犠打で1死3塁の好機をつくると、牧原大成選手の適時打で先制に成功。2死2、3塁の場面では中村晃選手が打球をセンターへ運び、さらに2点を追加した。
援護をもらったレイ投手は、今季5勝目を狙ってマウンドへ。初回は無失点で終えたものの、2回裏、オグレディ選手に2点適時二塁打を浴びて1点差とされた。
しかし4回表、二盗、三盗と立て続けに盗塁を決めた三森大貴選手を3塁に置き、甲斐拓也選手のスクイズで追加点を挙げる。相手のミスもあり2死1、3塁とした場面では、今宮健太選手に適時打が飛び出し5対2に。福岡ソフトバンクが再び主導権を握った。
4回裏、バッテリーエラーから1点を失ったレイ投手だったが、味方の好守にも助けられ、これ以上の失点は許さず。5回93球5安打2奪三振3四球3失点の内容で、勝ち投手の権利を持って降板した。
6回裏には田中正義投手が登板。1イニングを打者3人で終え、今季初ホールドを記録した。7回以降も救援陣が無失点でつないで迎えた9回裏をモイネロ投手が締め、5対3で試合終了。
福岡ソフトバンクは、前日に一軍へ昇格した三森選手が復帰後初安打、2盗塁の活躍。中5日で先発したレイ投手は5回3失点にまとめ、5勝目を手にした。一方の埼玉西武は、先発した平井投手が4回途中5失点(自責点4)と乱調。2番手の隅田知一郎投手が3.1イニング無失点の好リリーフも、打線が相手投手陣を攻めきれなかった。
バッテリー
![]() L
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平井、隅田、内海、宮川 - 森 |
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![]() H
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レイ、田中正、松本、嘉弥真、藤井、モイネロ - 甲斐 |
注目プレー
スコアプレー
スターティングメンバー
埼玉西武
投手 | 選手名 | 投打 | 防御率 | ||
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先発 |
![]() |
25平井 克典 | 右右 | 2.29 |
控え選手
埼玉西武
福岡ソフトバンク
審判
審判 | 福家 英登 | 塁審(一) | 有隅 昭二 |
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塁審(二) | 市川 貴之 | 塁審(三) | 木内九二生 |
観客数 / 試合時間
観客数 | 13,258人 |
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試合時間 | 3時間16分 |
暫定的な途中結果データであり、最終的に更新される場合もございます。