戦評
7月10日、楽天生命パーク宮城で行われた東北楽天と埼玉西武の第14回戦は、6対3で埼玉西武が勝利した。
埼玉西武は初回、2死から3番・森友哉選手が四球を選んで出塁すると、4番・山川穂高選手が三塁線を破る当たりを放ち、1塁から森選手が生還。さらに続く5番・外崎修汰選手にレフトスタンドに飛び込む5号2ランが生まれ、幸先良く3点を先取する。
しかし、援護を受けた埼玉西武の先発・與座海人投手が立ち上がりに2死1、3塁のピンチを招くと、銀次選手に適時打を浴びて1点を失ってしまう。2点差とされた打線は2回表、死球と1番・長谷川信哉選手の二塁打でつくった2死2、3塁のチャンスから、2番・源田壮亮選手の適時打で1点を追加する。
再び3点リードとした埼玉西武は2回裏に與座投手が茂木栄五郎選手に一発を被弾するも、3回以降は粘りの投球で流れを渡さない。すると5回表には山川選手に27号2ランが飛び出し、4点差まで突き放す。
中盤以降立ち直りを見せた與座投手は6回裏もマウンドに上がったが、2死から四球と二塁打で2、3塁とされたところで降板。2番手には公文克彦投手が登板し、迎えた代打・田中貴也選手を1球で内野ゴロに打ち取ってこのピンチを切り抜ける。
7回裏は回をまたいだ公文投手、8回裏は佐々木健投手がそれぞれ無失点に抑えると、9回裏は増田達至投手がマウンドへ。先頭の茂木選手に本日2本目となる本塁打を浴びるも、後続を切り抜けて、6対3で試合終了。
勝利した埼玉西武は、先発の與座投手が5.2回を99球7安打1四球3奪三振2失点の内容で今季6勝目。今季初登板となった公文投手も1.1回を無失点の好リリーフを見せた。打線では山川選手が3安打3打点の大活躍で同一カード3連勝に貢献した。一方の敗れた東北楽天は先発の早川隆久投手が4.0回6失点と役割を果たせなかった。
バッテリー
![]() E
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早川、津留崎、西垣、渡邊佑、福井 - 炭谷、田中貴 |
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![]() L
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與座、公文、佐々木、増田 - 森 |
注目プレー
スコアプレー
スターティングメンバー
東北楽天
投手 | 選手名 | 投打 | 防御率 | ||
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先発 |
![]() |
21早川 隆久 | 左左 | 2.79 |
控え選手
東北楽天
埼玉西武
審判
審判 | 山口 義治 | 塁審(一) | 山路 哲生 |
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塁審(二) | 有隅 昭二 | 塁審(三) | 小林 和公 |
観客数 / 試合時間
観客数 | 21,791人 |
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試合時間 | 3時間16分 |
暫定的な途中結果データであり、最終的に更新される場合もございます。