7月11日、ZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテと埼玉西武の第11回戦は、2対2で引き分けに終わった。

　千葉ロッテは初回、寺地隆成選手、安田尚憲選手、西川史礁選手の安打で2死満塁から、岡大海選手の押し出し四球を選び、1点を先制。3回裏には山本大斗選手が安打で出塁し、2死から岡選手の適時二塁打で2点目を挙げた。

　先発の田中晴也投手は、4回まで3塁を踏ませない要所を締める投球を披露。5回表に安打と2四球で無死満塁のピンチを背負ったが、併殺間の1失点に留めた。結果的には6回90球3安打4四球2奪三振1失点で降板。

　7回表は横山陸人投手が無失点でつないだが、8回表に鈴木昭汰投手が1死1、3塁から、長谷川信哉選手に同点の犠飛を浴びる。9回表は中森俊介投手が3者凡退で終えた。一方の打線は9回裏、2死から連続死球と失策で満塁の好機を得たが、勝ち越しならず試合は延長戦へ。

　10回表は小野郁投手、11回表、12回表は高野脩汰投手が得点圏に走者を背負いながらも、得点は許さない。打線は10回裏、12回裏は3者凡退、11回裏は好機を生かせず2対2で試合終了。岡選手は2安打2打点をマークしている。

　敗れた埼玉西武は、先発の武内夏暉投手が5回96球6安打2四死球7奪三振2失点の内容。リリーフ陣は7回無失点の好投でつなぐも、打線が再三の好機を生かせなかった。

　 １２３４５６７８９101112 計
西 ００００１００１０ ０００ ２
ロ １０１００００００ ０００ ２

西 武内夏暉-山田陽翔-佐藤隼輔-ウィンゲンター-羽田慎之介-黒木優太-田村伊知郎-平良海馬
ロ 田中晴也-横山陸人-鈴木昭汰-中森俊介-小野郁-高野脩汰

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