9月10日、ロッテ浦和球場で行われたイースタン・リーグ公式戦、千葉ロッテ対東北楽天19回戦は、9対8で千葉ロッテが勝利した。
千葉ロッテは1回裏、荻野貴司選手、宮崎竜成選手の安打で1死1、3塁から、岡大海選手の適時打で1点を先制。しかし2回表、吉川悠斗投手が四球と盗塁で2塁に走者を背負い、平良竜哉選手に同点の適時打を浴びた。吉川投手はこの回限りで降板。2回58球3安打4四球1失点の内容だった。
3回からは田中楓基投手が登板。毎イニング走者を背負ったが、要所は締め、4回48球4安打1四球無失点と好投した。7回表に東妻勇輔投手が田中和基選手に勝ち越しの適時打を許したが、打線が7回裏に高野光海選手、松石信八選手の連打で無死1、2塁の好機を演出。ここで石川慎吾選手が1号3ランを放ち、4対2と逆転する。
8回表は回またぎの東妻投手が無失点に抑え、9回表は西村天裕投手が登板。2安打で1死1、3塁とされ、吉納翼選手の適時打で1点を返されると、その後2四球を与え、押し出しで同点に。9回裏は石川慎選手、大下誠一郎選手の連打で無死1、2塁も、後続が倒れて延長戦へ突入した。
タイブレークの10回表に坂本光士郎投手が4失点を喫したが、10回裏に打線が猛攻を見せる。無死1、2塁から敵失により1点を返すと、1死から植田将太選手が四球を選び、好機を拡大。高野光選手の適時打、松石選手の犠飛で1点差に迫ると、マーティン選手が2点適時二塁打を放ち、9対8で試合は終了。劇的なサヨナラ勝利を収めた。
途中出場の石川慎選手が3ランを含む2安打の活躍。高野光選手、松石選手も2安打をマークしている。敗れた東北楽天は、先発の瀧中瞭太投手が6回95球5安打3四球3奪三振1失点。打線は平良選手、阿部寿樹選手、田中和選手、吉納選手が2安打をマークするなど、計16安打8得点も、あと一歩及ばなかった。
12345678910 計
楽 0100001024 8
ロ 1000003005X 9
楽 瀧中瞭太-松井友飛-林優樹-宮森智志-柴田大地-●泰勝利
ロ 吉川悠斗-田中楓基-東妻勇輔-西村天裕-○坂本光士郎
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【ファーム】延長10回にマーティンが逆転サヨナラ打 9対8で千葉ロッテ勝利
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2025.9.10(水) 16:27
