
◆パ・リーグ ロッテ6―4ソフトバンク(30日・ZOZOマリン)
ソフトバンク・有原航平投手が3点リードで迎えた6回に一気に崩れた。先頭打者に四球を与えると、高部と上田の連打で無死満塁。佐藤から見逃し三振を奪ったが、藤岡に左前適時打を浴びた。なおも1死満塁から安田の一ゴロの間に1点差に迫られ、2死一、三塁で代打・寺地に同点の中前打。小川に左前への勝ち越し打を浴び、この回5安打で逆転を許した。
自身3連敗で8敗目。試合後は「四球からですし、連打を止められなかったのは何か原因がある」と淡々と振り返りながら「点を取ってくれて、いい展開だったので本当に申し訳ないです」と謝罪した。23日の日本ハム戦では2回に4失点。16日のロッテ戦でも2回に5点を失っており、3戦連続でビッグイニングを献上した。1イニング4失点以上は今季5度目。苦戦した開幕から2度の登板でも同じようなシーンがみられた。6月から8連勝で2ケタ勝利に乗せた右腕だが、優勝争いの要所で再び苦しんでいる。
チームは連勝が2でストップ。デーゲームで先に日本ハムが敗れたため、勝って2ゲーム差に広げるチャンスだったが、“お付き合い”となった。
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