
ソフトバンク・周東佑京内野手(28)が4日、200出塁を今季のノルマに設定した。昨年11月に手術を受けた左膝のリハビリもあり、宮崎キャンプ前半は調整を一任される「S組」。この日は一部メニューで全体練習に参加した。フリー打撃にも加わり「160回ヒットで塁に出られたら、四死球とかを合わせて200は出られる」と、160安打を目標に掲げた。
昨季のパ・リーグ最多安打は辰己(楽天)の158本。タイトルも狙える数字は、あくまで走力を生かす「出塁」を意識したものだ。24年に「安打+四死球=200」をクリアしたのは、辰己と近藤(ソフトバンク)、小郷(楽天)の3人。“投高打低”の近年では希少な領域を狙い、昨季の115安打から大幅増を誓った。
術後初めて中堅での守備練習も行った。回復は「8割ぐらい」と明かしたが「全力で走れると思うけど、『まだ』とトレーナーさんに言われている。焦らずに」と、実際はそれ以上。他のS組と同じ15日の合流へ、視界良好だ。(安藤 理)
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