
◆パ・リーグ オリックス6―3日本ハム(7日・京セラドーム)
オリックスの逆転勝利の殊勲のヒーローは杉本だ。宗の2点二塁打で同点に追いついた直後の6回2死三塁。今季3戦2敗だった右腕・伊藤の甘いシュートを強振し、左中間席に決勝4号2ランを運んだ。「いい感じで打てました」。七夕に客席のオリ姫を感激させ、ベンチ前では「1人でやるのは寂しい」と、渡部と肩を組みながら昇天ポーズ。5月4日以来の3位に導いた。
直近5試合で3発。一時は飛距離が出ずに苦しんだが、西川や森に助言を求めて好感触をつかんだ。中嶋監督には連日試合前に「ボール球を振るなよ」と口酸っぱく言われ、「甘い球を1球で仕留められた」と実践。お立ち台で並んだ宗からも「もうね、なよなよしている人。でも、ラオウさんが打つとチームも乗ってくる」と辛口エールが届いた。
チームは今季3度目の3連勝で借金2。指揮官は「目の前の試合を勝っていくしかない」と気を引き締めた。上り調子の選手会長が戦旗を掲げ、9日から本拠地で首位・ソフトバンクを迎え撃つ。(小松 真也)