
海外FA権を行使した楽天・松井裕樹投手(28)が8日、仙台市内で記者会見し、夢だったメジャー挑戦についての思いを激白した。「いいところで投げさせてもらえるように結果を出していく」と勝利の方程式入りを狙うと宣言。WBCで共闘した大谷を封じることも目標に掲げた。
1年目の14年オフから当時ヤンキースの田中将に弟子入り。合同自主トレを行うようになり、世界最高峰でプレーする先輩を見て「腕を磨いて、いつかはそのステージに立てるようになりたい」と憧れを抱くようになった。
2年目からリリーフに転向。抑えを任され、最多セーブに3度輝くなど236のセーブを積み上げた。日本での10年間、第一線で走り続け、思い残すことはない。「まだまだ自分を成長させてくれる舞台があると思いましたし、年齢も含めてこのタイミングが一番いい」と次のステージに進む決断をした。
打者・大谷との対戦も現実味を帯びる。「左投手なので可能性は大いにある。抑えられるように準備をしたい」と言い切った。16日からは移籍交渉が本格化する。“イーグルスの宝”が世界に羽ばたく時が来た。(長井 毅)