【ロッテ】石川慎吾が延長10回代打サヨナラ打 3位・楽天と0・5差キープ「最後は気持ち」

スポーツ報知

石川慎吾

◆パ・リーグ ロッテ5x―4西武=延長10回=(30日・ZOZOマリン)

 打球が前進守備の右中間を破ると、ロッテの石川慎吾外野手(30)は右手を突き上げた。「勝ったって思いました」。移籍後初のサヨナラ打。ヘルメットを放り投げ、駆け寄ったポランコに抱きついた。ナインからのウォーターシャワーで助っ人共々、びしょ濡れになって歓喜を分かち合った。

 指揮官の勝負手がズバズバとハマッた。同点の延長10回1死一、二塁。3回に9号2ランを放った角中に代えて吉井監督が送り出したのは“左キラー”石川慎だった。「角中と迷ったけど、そこは石川で勝負しようと思った」という指揮官の信頼に応え、2ストライクから佐藤隼のチェンジアップを捉えた。左腕に対して打率3割7分5厘を誇る男は「角中さんからは『頼むよ』と。その一言がすごくでかかった」と先輩の思いを背負い、試合を決めた。

 継投でも執念の一手が実る。同点の9回、守護神・益田が1死満塁のピンチをつくり、鈴木に対して2ボールとしたところで坂本に代えた。「まさかと思ったけど、いつも益田さんには助けてもらっている。開き直って投げた」と左腕が気迫の2者連続三振。無失点で切り抜け、ベンチで何度も悔し涙をユニホームでぬぐった守護神を救った。

 “吉井マジック”で3位・楽天と0・5差をキープ。「相手も死に物狂いで来るし、こっちも死に物狂いで行く。最後は気持ちだということを再確認できた」と石川慎。発熱による離脱者も徐々に復帰しつつある中で、勢いを取り戻す1勝とする。(小田原 実穂)

記事提供:スポーツ報知(別ウィンドウで開く)

特集
特集
パ・リーグ.com ニュース

【ロッテ】石川慎吾が延長10回代打サヨナラ打 3位・楽天と0・5差キープ「最後は気持ち」