9月3日、CAR3219フィールドで行われたイースタン・リーグ公式戦、埼玉西武対千葉ロッテ14回戦は、3対2で埼玉西武が勝利した。

　埼玉西武は2回裏、野村大樹選手の3号ソロで先制。先発の冨士大和投手は、3者凡退のイニングを3度つくるなど、5回67球2安打無四死球5奪三振無失点の快投を披露した。6回表は森脇亮介投手が無失点でつなぐ。

　打線は6回裏に松原聖弥選手、古川雄大選手の連打などで1死満塁から、渡部健人選手の犠飛で2点目を挙げた。しかし7回表、佐々木健投手が連打で無死2、3塁とされ、石垣雅海選手、松川虎生選手の連続適時打で同点に追い付かれる。

　8回表を平井克典投手が3者凡退で切ると、8回裏に松原選手、古川選手の連打などで再び満塁の好機を演出。2死満塁から齋藤大翔選手が押し出し四球を選び、勝ち越しに成功した。

　9回表は水上由伸投手が登板。先頭への四球、2死から和田康士朗選手の二塁打で2、3塁のピンチを招いたが、最後はマーティン選手を三振に仕留め、1点差を守りきった。松原選手、古川選手は2安打をマークしている。

　敗れた千葉ロッテは、先発の秋山正雲投手が3回2安打3四死球1失点。2番手・廣畑敦也投手は2回パーフェクトリリーフだった。茶谷健太選手が唯一の複数安打を放っている。

　 １２３４５６７８９ 計
ロ ００００００２００ ２
西 ０１０００１０１Ｘ ３

ロ 秋山正雲-廣畑敦也-西村天裕-●岩下大輝
西 冨士大和-森脇亮介-佐々木健-○平井克典-S水上由伸

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