8月5日、ロッテ浦和球場で行われたイースタン・リーグ公式戦、千葉ロッテ対北海道日本ハム7回戦は、2対1で千葉ロッテが延長サヨナラ勝利をおさめた。

　4回まで抑えられていた千葉ロッテ打線だが5回裏、先頭の茶谷健太選手が四球を選ぶ。すると、2死2塁から石垣雅海選手が左中間を破る適時二塁打を放ち、試合の均衡を破った。

　投げては先発・河村説人投手が好投した。初回と2回は先頭打者を出しながらも無失点。5回表、2死から二塁打を許すも、続く打者を空振り三振に仕留める。6回から3イニング連続で3者凡退とし、8回99球4安打1四球4奪三振無失点で降板した。

　しかし1点リードの9回表、八木彬投手が宮崎一樹選手に同点ソロを被弾し、延長戦に突入する。それでも延長10回裏、松石信八選手の内野ゴロと石垣選手の四球で1死満塁と好機を拡大。ここで松川虎生選手がライト前へサヨナラ安打を放った。

　接戦を制した千葉ロッテは連敗を3で止めた。石垣選手が2安打1打点と活躍している。一方、北海道日本ハムは宮崎選手に同点の1号ソロが出るも、延長10回表の満塁のチャンスを生かせなかった。

　 １２３４５６７８９10　 計
日 ００００００００１０　 １
ロ ００００１００００１Ｘ ２

日 柴田獅子-山本晃大-清宮虎多朗-石川直也-池田隆英-●杉浦稔大
ロ 河村説人-○八木彬

文・菊地綾子

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