7月11日、エスコンフィールドで行われた北海道日本ハムとオリックスの第13回戦は、6対0でオリックスが勝利した。
オリックスは初回、1死から連打で1、2塁とすると、西野真弘選手に適時打が飛び出し、相手先発・伊藤大海投手から幸先良く1点を先制した。続く3回表、5回表にも2死から西野選手が適時打を放ち、さらに2点を追加する。
先発の曽谷龍平投手は、キレのある変化球と150km/hに迫る直球のコンビネーションで、北海道日本ハム打線を2回まで無安打に抑える。3回からは3イニング連続で1死から得点圏に走者を背負うが、後続を断ちいずれも無失点で切り抜けた。
6回表には宗選手の4号3ランで6対0に。大量援護をもらった曽谷投手は、8回121球6安打1四球10奪三振無失点の好投でマウンドを降りた。9回裏にマウンドに上がった才木海翔投手は、3者凡退で試合を締めくくりオリックスが完封勝ち。曽谷投手がキャリアハイの8勝目を手にしたほか、太田選手が4安打、西野選手が3安打3打点の活躍を見せた。
敗れた北海道日本ハムは、先発・伊藤投手が6回12安打6失点と乱調。打線も中盤の好機を生かせず、連勝は5でストップした。
123456789 計
オ 101013000 6
日 000000000 0
オ ○曽谷龍平-才木海翔
日 ●伊藤大海-山本拓実-宮西尚生-生田目翼
文・中川晴一
曽谷龍平がキャリアハイの8勝目 完封リレーでオリックス勝利
パ・リーグ インサイト
2025.7.11(金) 21:38
