8月2日、みずほPayPayドームで行われた福岡ソフトバンクと東北楽天の第16回戦は、5対2で福岡ソフトバンクが勝利した。

　福岡ソフトバンクは2回裏、1死から野村勇選手と海野隆司選手の連打で1、2塁とし、牧原大成選手の適時打で1点を先制する。なおも1死2、3塁の好機から、周東佑京選手の内野ゴロの間に1点を追加。さらに3回裏、山川穂高選手の二塁打や四死球などで無死満塁の好機を得ると、ダウンズ選手の犠飛で1点を加えた。

　先発・有原航平投手は初回、連打で2死1、3塁とするも無失点で切り抜け、2回表は3者凡退に打ち取る。3回表は内野ゴロの間に1点、6回表は辰己涼介選手の犠飛で1点を失ったが、要所を締める投球でリードは譲らず、6回103球7安打2四球4奪三振2失点でマウンドを降りた。

　打線は5回裏、ダウンズ選手に3号ソロが飛び出すと、7回裏には山本恵大選手に2号ソロが生まれ、スコアは5対2に。8回表は松本裕樹投手が無失点でつなぐと、9回表は藤井皓哉投手が3者凡退で試合を締めた。勝利した福岡ソフトバンクは、有原投手が自身7連勝で今季9勝目。打線は10安打5得点と効率よく得点を重ね、カード勝ち越しを決めた。

　一方敗れた東北楽天は、ヤフーレ投手が2.1回49球5安打4四死球1奪三振3失点（自責点2）の内容。打線は、7安打2得点と好機を生かしきれず、2連敗を喫した。なお、黒川史陽選手、ゴンザレス選手、小深田大翔選手が2安打を記録している。

　 １２３４５６７８９ 計
楽 ００１００１０００ ２
ソ ０２１０１０１０Ｘ ５

楽 ●ヤフーレ-宮森智志-西垣雅矢-江原雅裕-加治屋蓮-藤平尚真
ソ ○有原航平-ヘルナンデス-松本裕樹-S藤井皓哉

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