【ソフトバンク】珍しい走塁死で試合終了に小久保裕紀監督「すごい終わり方」逆転の場面は「120%、敬遠」

スポーツ報知

2025.8.14(木) 21:44

7回の攻撃後、選手交代を告げベンチに戻る小久保裕紀監督(カメラ・渡辺 朋美)

◆パ・リーグ 西武3―2ソフトバンク(14日・ベルーナドーム)

 ソフトバンクは連勝が6で止まった。1点を追う9回は2死から連続内野安打。一、二塁の好機をつくり、川瀬がこの日3本目の安打となる中前打を放った。二塁走者の野村は勢いよく三塁を回ったところで、ストップ。同時に二塁を回っていた一塁走者の嶺井がオーバーランしたところに中堅から返球があり、タッチアウトとなった。小久保裕紀監督は「すごい終わり方だったね。なかなかない」と苦笑いしながらも「よく粘りました」と受け止めた。

 判断も動きも難しい場面。大西三塁ベースコーチは二塁走者は「アウトになると思ったから止めただけ」と説明し、一塁走者については「何が原因だったのか、映像も見て検証します。(コーチが二塁走者を)回しているか、止めているかを(一塁走者も)見ているかというところ。どのタイミングで止めたのか、どのタイミングで見ていたのか」と語った。

 5回に川瀬の2号ソロで一時はリード。6回に先発の大津が逆転を許した。2死二塁から主砲のネビンを敬遠した後、村田とデービスに連続適時打。7回以降は強力なリリーフ陣が控えており、大きなヤマ場だった。小久保監督は「先発ローテで回っていくためには、踏ん張りどころで踏ん張れるように。次、頑張ってくれたら」と期待。敬遠の判断は「誰が見ても120%、敬遠でしょう」と振り返った。

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