◇埼玉西武対東北楽天 第10回戦（8日・ベルーナドーム）

　東北楽天のボイト選手、辰己涼介選手、黒川史陽選手に本塁打が生まれた。

　まずは1点リードの3回表、先頭のボイト選手が第2打席を迎える。この回からマウンドに上がった2番手・黒田将矢投手が投じた高めの直球を捉えると、打った瞬間確信の一打はスタンド中段へ。4試合ぶりの一発で、先発・ヤフーレ投手に援護点をプレゼントした。

　さらに4回表、1死走者なしの場面で、辰己涼介選手に3号ソロが生まれると、その後2死2塁から、黒川史陽選手に1年ぶりとなる1号2ランが飛び出す。4連敗中と苦しい時期が続くチームを、3選手が本塁打で勢いづけた。

◇ボイト選手 コメント
「ヤフーレの初勝利のために、援護点を取ることができて良かったよ」

◇辰己選手 コメント
「ファンの皆さん。監督、コーチ、スタッフ、選手、誰もまだ諦めてませんよ」

◇黒川選手 コメント
「ノリさん（則本昂大投手）に、『3番なんだからどっしり構えろ』と言われていたので。打ててほっとしています」

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