
◆パ・リーグ 西武1―4ソフトバンク(21日・ベルーナD)
ソフトバンクが今季最長の6連勝(1分けを挟む)で前半戦を締めた。「めちゃくちゃ大きい。でも、日本ハムも負けないので我々も負けられない」と、小久保監督が気を引き締めた。連勝期間中、首位との差は0・5ゲーム縮まっただけだが、しっかり2ゲーム差で追走している。
開幕直後から柳田らけが人が続出して、4月は96年以来の最下位で終えた。借金は5月1日に最大7まで膨らんだが、3か月弱で貯金を今季最多17に増やした。控え組だった柳町、野村が試合に出ながら成長して、ブルペンも立て直した。前半最終戦も藤井、松本裕、杉山の新勝利の方程式で3回を無失点で締めた。
後半戦のポイントは「一番はハムじゃないですか」と指揮官。「すぐに直接対決が始まって、そこでしっかり捉えられるチーム状態にならないとペナントを制すのは難しい」と、球宴開け2カード目の29日からの敵地3連戦での首位奪回を見据えた。(島尾 浩一郎)
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