【ソフトバンク】交流戦V、勝って締めた 守護神不在でも6回から自慢の継投 投打に層の厚さ見せ9度目頂点

スポーツ報知

2025.6.22(日) 17:19

小久保裕紀監督

◆日本生命セ・パ交流戦 2025 阪神1―3ソフトバンク(22日・甲子園)

 6年ぶり9度目の交流戦優勝を決めたソフトバンクが、最終戦を勝利で飾った。勝つか引き分けで自力での頂点が決まっていた試合。6回途中で日本ハムが敗れて先に決定していたが、最終成績を12勝5敗1分けの勝率7割6厘とした。

 4回2死から連続の敵失で二、三塁として、ダウンズが左前へ先制の2点打。これが決勝打になった。先発の松本晴が5回2安打1失点(自責0)の好投。6回に登板した津森が中野への頭部死球で危険球退場となったが、緊急登板の大山が森下と佐藤輝を打ち取った。7回は松本裕が無死一、三塁の大ピンチを迎えたものの、阪神のセーフティーズクイズ失敗もあって無失点。直後の8回2死二塁で中村が左中間への適時三塁打を放って2点差に広げると、8回は藤井、9回は杉山がリードを守った。

 先発の松本晴は77球での交代。開幕時はクローザーを務めたオスナが不振で登録を抹消されているなか、早めの継投に入った。野手も交流戦期間中に近藤、今宮が故障。不振の山川が2軍調整となったが、投打とも層の厚さを見せた。

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