
“オレ流”特打締め! 西武からソフトバンクにFAで移籍した山川穂高内野手(32)が8日、宮崎春季キャンプで初めて居残り特打を行った。左投手相手にセンター返しを心がけて91スイングすると、さらに志願してカーブマシンでおかわり。一発狙いで88スイングし、4連発や場外弾など28本のサク越えを放った。「良かったと思います」。約1時間半の振り込みで第2クールを締めくくった。
“カーブ打ち”がアーチストのこだわりだ。「緩いカーブを自分の形で打つのは、本塁打を打つ体の使い方としては一番いい」。緩いボールだけに体を大きく使いつつ、内側から最短距離でバットを出せなければ、理想的な打球は飛ばない。本塁打王3度の長距離砲が、西武時代からの独自調整で納得の放物線を描いた。
この日は、侍ジャパンの前監督で日本ハムの栗山チーフ・ベースボール・オフィサーが視察。山川はWBCで一緒に日の丸を背負った指揮官と対面する機会こそなかったが、「打つのは間違いない。チームが変わって集中力は増すと思うので楽しみ」とエールを送られ、「光栄です」と、言葉をかみしめた。ホークスの近年の課題である右の大砲を勤め上げるため、スイングを磨いていく。(小松 真也)