
オリックス・中嶋聡監督(54)が31日、24年のパ・リーグの超大混戦を覚悟した。23年は2位・ロッテに15・5ゲームの大差をつけ、パの全球団に勝ち越す完全Vを達成。4連覇を目指す立場として「他球団も絶対に強い。最初はバリバリの団子(レース)になる。そこで大きく負けないことが重要になってくると思う」と語気を強めた。
自軍だけでなく、他球団も着実に戦力を補強。特にソフトバンクは、西武からFAで山川を迎え入れた。「あの打線に(山川が)入るわけだし、えげつない打線でしょ。ウォーカーもいて、すごいんじゃないですか」。昨季は近藤に5発を浴び、柳田には打率3割2分。本塁打王3度の山川には、元同僚の森も「爆発的な数字を残すんじゃないかと、勝手に思っています」と最大級に警戒している。
CS最終ステージで対戦したロッテ、楽天打線のつながり、西武の投手力。山崎福がFA移籍した日本ハムも「(昨季最下位の)順位だけで言ってますけど(戦力は)いますからね」と分析中だ。「対戦的(23年はパ全球団に勝ち越したよう)な数字はないようなものだと思っている」。エースの山本がドジャースに移籍し、新たなチームづくりから始まる中嶋オリックス。全員の力で、包囲網を突破する。(長田 亨)